AI導入 エッジ人工知能:身近な場所で賢くなる技術
エッジ人工知能は、従来は雲上の計算資源で行われていた人工知能の処理を、端末やその周辺で行う技術です。ここでいう「エッジ」とは、通信回線の末端に位置する機器、例えば携帯電話やモノのインターネット機器などを指します。つまり、人工知能の処理をデータ集積地ではなく、利用者に近い場所で行うことで、様々な利点が生まれます。例として、カメラ付きの感知器が捉えた映像を即座に解析し、異常を発見する場面を考えてみましょう。従来であれば、映像情報を雲上に送り、そこで解析する必要がありました。しかし、エッジ人工知能ならば、感知器自体に解析機能を持たせることができ、情報送信を省略できます。これにより、通信の遅れを減らし、迅速な対応が可能になるだけでなく、通信網の負荷軽減や保安の向上にもつながります。
