DXその他 インターネットを支える基盤技術:IPの解説
インターネットプロトコル(以下、IPと呼びます)は、現代社会において不可欠な、巨大な情報通信網を支える基盤技術です。ウェブサイトの閲覧、電子郵便の送受信、動画の視聴など、普段意識することはありませんが、これらは全てIPによって実現されています。IPは、情報通信網に接続された機器同士が通信するための共通言語のようなもので、各機器を識別し、データを正しい宛先へ届けるための規則を定めています。元々は、米国国防総省の管轄下で開発された技術で、軍事目的でしたが、その汎用性の高さから広く普及しました。特に、UNIXという基本ソフトで標準の通信規約として採用されたことが普及を後押ししました。UNIXは当時、多くの研究機関や大学で使用されており、その影響力からIPはすぐに情報通信網技術の標準となりました。現代の情報通信網は、このIPという共通の通信規約を用いることで、世界中の無数の情報通信網が相互に接続され、巨大な一つの情報通信網として機能しています。IPがなければ、現在の情報通信網は存在しなかったと言っても過言ではありません。
