設備・機器 IrDAとは?赤外線通信技術の基礎と活用例
赤外線データ協会は、近距離無線通信の規格統一を目指し設立された団体です。同協会が策定した規格は「赤外線データ通信」として広く知られました。この技術は、かつて携帯情報端末や携帯電話などの機器で、手軽なデータ交換手段として重宝されました。赤外線を使うことで、比較的安価に機器間で情報をやり取りできるのが利点でした。通信距離は短いものの、安全性が高いと考えられていました。しかし、ブルートゥースや無線LANといった、より高速で遠くまで通信できる技術が登場したことで、赤外線データ通信の利用は減ってきています。現在では、特定の産業分野や、過去のシステムとの互換性を保つ目的で、限定的に使われています。赤外線データ協会は、規格作りだけでなく、情報提供や普及活動にも尽力しました。時代の流れと共に役割は変わってきており、今後は新しい技術との連携や、特定の分野での活用に力が注がれることが期待されています。
